昔、太平山が戦火で焼亡したとき、天から獅子が降りてきてお社を護ったという言い伝えがあります。実際、神様が坐します本殿奥の内々陣は戦国時代以前のものであり、戦火を免れたのです。これが当社の『火坊獅子』の信仰につながっています。
厄とは私たちが日常に普通に生活していても、知らず識らずに犯してしまっている罪(つみ)・咎(とが)・穢(けがれ)が心身に積もり積もって病気・事故などの災厄を引き起こすものです。それを神前で祈祷することによって祓い除けるのです。
厄年は男性女性を問わず大きな病気に気をつけなければならない年齢ですので、お祓いをしない方も自分の心身に留意しながら生活なさって下さい。