太平山だより
古老のはなし(しもつかれ編)
2012.02.04
栃木では、例年、節分の豆まきで撒いた豆を用いて「しもつかれ」を作り、初午に稲荷神社に供する風習があります。
「しもつかれ」は栃木独特の食べ物であり、その名は下野(しもつけ、=栃木県)に由来するともいいます。
古くは藁筒に「しもつかれ」と「赤飯」を入れたといい、その形は狐の尾に似せたといいます。
狐に似せたのは、昔、九尾の狐のしっぽが落ちて疫病が蔓延したことからきており、「しもつかれ」は疫病除けの意味があったといいます。
以上が古老からの聞き書きです。
おそらく、「九尾=狐=お稲荷さん」ということで、「しもつかれ」が稲荷神社に供されるようになったのではないでしょうか。
一覧に戻る
トップページ
神話おみくじ
由緒
境内案内
年中行事
お祓い・お願い事一覧
厄除け
アクセス
お問い合わせ
太平山神社
栃木県栃木市平井町659
TEL:0282-22-0227
FAX:0282-22-8877
お祓い受付時間
9:00~16:30
(無休、時間外は要相談)